寐屋ねや)” の例文
寐屋ねや燈火ともしひまたヽくかげもあはれさびしや丁字頭ちやうじがしらの、はなばれし香山家かやまけひめいま子爵ししやくおなはらに、双玉さうぎよくとなへは美色びしよくかちめしが、さりとて兄君あにぎみせきえず
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
講堂、房、書院、くりや寐屋ねやなどの棟が、かなり奥の林まで曲がりくねって建ててある。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)