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宿替
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やどがへ
ふりがな文庫
“
宿替
(
やどがへ
)” の例文
隨而小弟にも
無異
(
かはりなく
)
罷在、當分は
宿替
(
やどがへ
)
にて獨居いたし、
間々
(
まゝ
)
夢中には
貴丈
(
あなた
)
に御逢申上候。偖大變到來仕、誠に紅涙にまみれ、心氣
絶々
(
たえ/″\
)
に罷成、悲憤の情御察可
レ
被
レ
下候。
遺牘
(旧字旧仮名)
/
西郷隆盛
(著)
背後
(
うしろ
)
の
野原
(
のはら
)
さ
出
(
で
)
て
見
(
み
)
た
処
(
ところ
)
で、
肝玉
(
きもたま
)
の
宿替
(
やどがへ
)
した。——あれ
一面
(
いちめん
)
の
霞
(
かすみ
)
の
中
(
なか
)
、
火
(
ひ
)
と
煙
(
けむり
)
に
包
(
つゝ
)
まれて、
白
(
しろ
)
い
手足
(
てあし
)
さびいく/\
為
(
し
)
ながら、
濠
(
ほり
)
の
石垣
(
いしがき
)
へ
掛
(
か
)
けて
釣
(
つる
)
し
上
(
あ
)
がるやうに
見
(
み
)
えたゞもの。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
宿
常用漢字
小3
部首:⼧
11画
替
常用漢字
中学
部首:⽈
12画
“宿”で始まる語句
宿
宿直
宿屋
宿酔
宿世
宿業
宿禰
宿場
宿怨
宿痾