トップ
>
家毎
>
やごと
ふりがな文庫
“
家毎
(
やごと
)” の例文
溝石で路を
劃
(
くぎ
)
って、二間ばかりの間の軒下の土間に下りた、蔵人は踏留まるがごとくにして、勇ましく
衝
(
つ
)
と立ったが、秋風は静々と町の一方から
家毎
(
やごと
)
の
廂
(
ひさし
)
を渡って来て
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
曲輪
(
くるわ
)
の
裏
(
うら
)
二
階
(
かい
)
眼隱
(
めかく
)
し板の
透間
(
すきま
)
より
仄
(
ほの
)
かに見ゆる
家毎
(
やごと
)
の
燈
(
あか
)
しお安は
不審
(
いぶかり
)
三次に向ひ爰は何と申所にやまた
那
(
あの
)
賑
(
にぎや
)
かのは何所なりと
訪
(
とは
)
れて三次は
振返
(
ふりかへ
)
り
那
(
あれ
)
か
那
(
あれ
)
がお江戸の吉原さお文さんは
那内
(
あのうち
)
に居られるのだ
而
(
して
)
お富さんの居るお屋敷もたんとは
離
(
はな
)
れて居らぬ故二人に今夜は
逢
(
あは
)
せて
進
(
あげ
)
んと
言
(
いは
)
れてお安は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
毎
常用漢字
小2
部首:⽏
6画
“家”で始まる語句
家
家内
家中
家来
家鴨
家主
家人
家族
家並
家庭