家格かかく)” の例文
城地を求めて家格かかくをひきさげるとは、そもそも、いかなる思い付……酒井の家風をご存じなら、権現さまとのお約束にももとり、藩祖のお名を軽しめるがごとき愚かな所替ところがえは望まれぬはず。
無惨やな (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
さはいへど人妻ひとづまならばおよぶまじことなりたしかめてのち斷念だんねんせんのみ、うきたるこひこゝろをくす輕忽あわつけしさよともおぼさんなれど、父祖傳來ふそでんらい舊交きうかうありとて、其人そのひとこゝろみゆるものならず、家格かかくしたが門地もんちたつと
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)