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宝蓋
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ほうがい
ふりがな文庫
“
宝蓋
(
ほうがい
)” の例文
なるほど、
香花
(
こうげ
)
、
燈燭
(
とうしょく
)
、
幢幡
(
とうばん
)
、
宝蓋
(
ほうがい
)
などをささげた行列——それはすでに船をはなれて上陸していた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
するとその印を結んだ手の
中
(
うち
)
から、
俄
(
にわか
)
に一道の
白気
(
はっき
)
が
立上
(
たちのぼ
)
って、それが隠々と
中空
(
なかぞら
)
へたなびいたと思いますと、丁度
僧都
(
そうず
)
の
頭
(
かしら
)
の真上に、
宝蓋
(
ほうがい
)
をかざしたような一団の
靄
(
もや
)
がたなびきました。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
こうした祭壇の下にはまた、
旌旗
(
せいき
)
、
宝蓋
(
ほうがい
)
、
大戟
(
たいげき
)
、長槍、
白旄
(
はくぼう
)
、
黄鉞
(
こうえつ
)
、
朱旛
(
しゅはん
)
などを持った兵士二十四人が、魔を寄せつけじと護衛に立つなど——何にしてもこれは途方もない
大形
(
おおぎょう
)
な行事であった。
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
宝
常用漢字
小6
部首:⼧
8画
蓋
常用漢字
中学
部首:⾋
13画
“宝”で始まる語句
宝物
宝
宝石
宝暦
宝珠
宝玉
宝丹
宝生
宝石商
宝庫