トップ
>
黄鉞
ふりがな文庫
“黄鉞”の読み方と例文
読み方
割合
こうえつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうえつ
(逆引き)
白眉朱面
(
はくびしゅめん
)
、
金鎧
(
きんがい
)
まばゆきばかり装って、
毅然
(
きぜん
)
と突っ立ち、手に
黄鉞
(
こうえつ
)
を杖ついて、八方を睨まえ、かりそめにも軍門をみだりに出入なすを許しません。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
式場に三重の壇を築き、五方に旗を立てて、
白旄
(
はくぼう
)
、
黄鉞
(
こうえつ
)
、
兵符
(
へいふ
)
、
印綬
(
いんじゅ
)
などを捧持する諸将の整列する中を、袁紹は衣冠をととのえ、剣を
佩
(
は
)
いて壇にのぼり
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一戦一進、蜀陣は
屍
(
かばね
)
の山を越え、血の流れを渡って進んだ。帝座のあたりを守る
白旄
(
はくぼう
)
黄鉞
(
こうえつ
)
、また
黄羅
(
こうら
)
の
傘蓋
(
さんがい
)
まで、ことごとく凍って、水晶の
珠簾
(
しゅれん
)
が揺ぎ進むようだった。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
黄鉞(こうえつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
黄
常用漢字
小2
部首:⿈
11画
鉞
漢検1級
部首:⾦
13画
“黄”で始まる語句
黄昏
黄金
黄
黄色
黄金色
黄楊
黄泉
黄葉
黄昏時
黄八丈
検索の候補
白旄黄鉞