“宝蓋”の読み方と例文
読み方割合
ほうがい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なるほど、香花(こうげ)、燈燭(とうしょく)、幢幡(とうばん)、宝蓋(ほうがい)などをささげた行列——それはすでに船をはなれて上陸していた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
するとその印を結んだ手の中(うち)から、俄(にわか)に一道の白気(はっき)が立上(たちのぼ)って、それが隠々と中空(なかぞら)へたなびいたと思いますと、丁度僧都(そうず)の頭(かしら)の真上に、宝蓋(ほうがい)をかざしたような一団の靄(もや)がたなびきました。
邪宗門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
こうした祭壇の下にはまた、旌旗(せいき)、宝蓋(ほうがい)、大戟(たいげき)、長槍、白旄(はくぼう)、黄鉞(こうえつ)、朱旛(しゅはん)などを持った兵士二十四人が、魔を寄せつけじと護衛に立つなど——何にしてもこれは途方もない大形(おおぎょう)な行事であった。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)