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孰
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どれ
ふりがな文庫
“
孰
(
どれ
)” の例文
大「何うか御在府中御遠慮なくおいで下されば、清左衞門は
如何
(
いか
)
ばかりの悦びか知れません、芸者は
孰
(
どれ
)
がお気に入りました」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
三月
(
みつき
)
ほどかかって案じ出した木村の新案ものも、古くから出ているものに類似品があったり、特許出願の入費がなかったりしたために、
孰
(
どれ
)
もこれも持腐れになってしまったのに
落胆
(
がっかり
)
して
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
其時
(
そのとき
)
気
(
き
)
に
懸
(
かゝ
)
つたのは、
祠
(
ほこら
)
の
前
(
まへ
)
を
階
(
きぎはし
)
から
廻廊
(
くわいらう
)
の
下
(
した
)
へ
懸
(
か
)
けて、たゞ
三
(
み
)
ツ
五
(
いつ
)
ツではない、
七
(
なゝ
)
八
(
や
)
ツ、それ/\
十
(
と
)
ウにも
余
(
あま
)
る
物
(
もの
)
の
形
(
かたち
)
が、
孰
(
どれ
)
も
土器色
(
かはらけいろ
)
の
法衣
(
ころも
)
に、
黒
(
くろ
)
い
色
(
いろ
)
の
袈裟
(
けさ
)
かけた、
恰
(
あだか
)
も
空摸様
(
そらもやう
)
のやうなのが
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
孰
漢検1級
部首:⼦
11画
“孰”を含む語句
孰方
孰方道
孰與