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すがた
ふりがな文庫
“
姿態
(
すがた
)” の例文
一と口
挨拶
(
あいさつ
)
をした後は黙って
座
(
すわ
)
っているその
顔容
(
かおかたち
)
から
姿態
(
すがた
)
をややしばらくじいっと
瞻
(
みまも
)
っていたが柳沢がどうもせぬ前とどこにも変ったところは見えない。
うつり香
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
精
(
せい
)
があればこそあんなにも
生
(
せい
)
を
楽
(
たの
)
しみ、あんなにも
美
(
うつく
)
しい
姿態
(
すがた
)
を
造
(
つく
)
りて、
限
(
かぎ
)
りなく
子孫
(
しそん
)
を
伝
(
つた
)
えて
行
(
ゆ
)
くのじゃ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
乱れた若衆髷、着崩れた男装、それが美貌と映り栄えて、歌舞伎の色若衆さながらの、
艶冶
(
えんや
)
たる
姿態
(
すがた
)
を
形成
(
かたちづく
)
っている。それが縛られているのであった。柱にくくりつけられているのであった。
血煙天明陣
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
大人しく服罪している者を爆破しようというのは勿論言語道断だが、勝手に禁錮を流罪に変更するのも随分目茶な話だ。斯うした卑劣と臆病と破廉恥とが野蛮に臨む文明の典型的な
姿態
(
すがた
)
である。
光と風と夢
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
“姿態”の意味
《名詞》
姿 態(したい)
ある動作をしたときの姿。
(出典:Wiktionary)
姿
常用漢字
小6
部首:⼥
9画
態
常用漢字
小5
部首:⼼
14画
“姿”で始まる語句
姿
姿勢
姿見
姿容
姿形
姿貌
姿見鏡
姿体
姿色
姿致