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大敵
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たいてき
ふりがな文庫
“
大敵
(
たいてき
)” の例文
是非
(
ぜひ
)
もないことゝ
自分
(
じぶん
)
も
斷念
(
あきら
)
めて
咽喉疾
(
いんこうしつ
)
には
大敵
(
たいてき
)
と
知
(
し
)
りながら
煙草
(
たばこ
)
を
喫
(
す
)
い
初
(
はじ
)
めた。
老人夫婦
(
らうじんふうふ
)
は
頻
(
しき
)
りと
話
(
はな
)
して
居
(
ゐ
)
る。
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
その日の夕食後、長女初瀬さんが、『今夜はお父さんはえらい
楽
(
らく
)
のやうだね』と云つたさうである。さうすると赤彦君は、『
大敵
(
たいてき
)
退散した』と云つて笑つたさうである。
島木赤彦臨終記
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
くまは、
低
(
ひく
)
く長くうなりだした。それは、さっきまでほえたような声とちがって、
大敵
(
たいてき
)
に
出会
(
であ
)
った
場合
(
ばあい
)
に、たがいにすきをねらってにらみ合っているような、
不気味
(
ぶきみ
)
なものだった。
くまと車掌
(新字新仮名)
/
木内高音
(著)
“大敵”の意味
《名詞》
兵が大勢の敵。
強い敵や相手。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
敵
常用漢字
小6
部首:⽁
15画
“大”で始まる語句
大
大人
大事
大袈裟
大分
大切
大抵
大概
大方
大丈夫