トップ
>
増
>
ふや
ふりがな文庫
“
増
(
ふや
)” の例文
学校の貧乏なところへもって来て、町や郡からの輔助は
削
(
けず
)
られる、それでも教員の数は
増
(
ふや
)
さんけりゃ手が足りない。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
使者との公式な対談もすみ、やがて、遠路をねぎらう
饗応
(
きょうおう
)
に、
燭
(
しょく
)
が
増
(
ふや
)
されたのであろう。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
夜廻りを
増
(
ふや
)
し、
時候
(
しゆん
)
外れの火の番を置き、
鳶
(
とび
)
の者まで動員して、曲者狩に努めましたが、冬からの
跳梁
(
てうりやう
)
を指を
啣
(
くは
)
へて眺めるばかり、
嘗
(
かつ
)
て曲者の姿を見た者もなく、よしんば見た者があるにしても
銭形平次捕物控:077 八五郎の恋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
なにしろ僕なぞは、三十万の借財を親から譲られて、それを自分の代に六十万に
増
(
ふや
)
しました……
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
塾では更に教室も建増したし、教員の手も
増
(
ふや
)
した。
日下部
(
くさかべ
)
といって塾のためには忠実な教員も出来たし、洋画家の泉も一週に一日か二日程ずつは
小県
(
ちいさがた
)
の自宅の方から通って来てくれる。
岩石の間
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
“増”の意味
《名詞》
増(ぞう)
増えること。増やすこと。
(出典:Wiktionary)
増
常用漢字
小5
部首:⼟
14画
“増”を含む語句
弥増
彌増
年増
中年増
増長
年増女
荒増
増加
日増
大年増
増上寺
年増盛
建増
増々
湛増
増屋
増一阿含経
波羅葦増
増長慢
増大
...