“大年増”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおどしま86.7%
おおとしま13.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お半といえば若そうにきこえるが、これは長右衛門に近い四十四五歳の大年増おおどしまで、照降町てりふりちょうの駿河屋という下駄屋の女隠居である。
老先生はながのいたつき、後妻のおれんさまという大年増おおどしまが、師範代峰丹波みねたんばとぐるになって、今いい気に品川まで乗りこんできている源三郎を、なんとかしてしりぞけ
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
見ると、いかさまがさつ屋らしく、そこらあたりの小格子こごうし遊女ででもあるのか、すこぶる安手の女で、あまつさえもう大年増おおとしまです。
「バカにしてらあ。六人はね、そろいもそろって大年増おおとしまですよ」