“増大”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぞうだい66.7%
エンラージ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かういふ關係かんけいかさなるような場所ばしよおいては、津浪つなみたかさがいちじるしく増大ぞうだいするわけであるが、それのみならず、なみあさところればつひ破浪はろうするにいたること
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
切符の厚さを増大ぞうだいし、たとえば省線切符位の厚紙に改造することによって円満に目的を達し得られることに気がつき、本発明は遺憾いかんながら、どこの電鉄にも乗合自動車にも採用されないよしである。
発明小僧 (新字新仮名) / 海野十三佐野昌一(著)
そして、よりよく想ってもらいたい、と思いませんか、それが人情ですね、しからば——ですネ、一体どうしたらいいか、どうしたならば彼女の気持を、あなたに対して増大エンラージさせることが出来るか?
白金神経の少女 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)