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坐食
ふりがな文庫
“坐食”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いぐい
66.7%
ゐぐひ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いぐい
(逆引き)
まだ
坐食
(
いぐい
)
の不安な境遇に
居
(
お
)
るに違ないとは思うけれども、或はどの方面かへ、生活の行路を切り開く手掛りが出来たかも知れないとも想像してみた。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
前にも
談
(
はな
)
した通り、旦那はね、病気で帰省をしてから、それなり大学へは
行
(
ゆ
)
かないで、ただぶらぶらしていたもんだから、
沢山
(
たんと
)
ないお
金子
(
かね
)
も
坐食
(
いぐい
)
の
体
(
てい
)
でなくなるし、とうとう
先
(
せん
)
に居た
家
(
うち
)
を売って
化銀杏
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
坐食(いぐい)の例文をもっと
(2作品)
見る
ゐぐひ
(逆引き)
彼
(
かれ
)
は平岡の
安否
(
あんぴ
)
を
気
(
き
)
にかけてゐた。まだ
坐食
(
ゐぐひ
)
の不安な境遇に
居
(
お
)
るに
違
(
ちがひ
)
ないとは思ふけれども、或は
何
(
ど
)
の方面かへ、生活の
行路
(
こうろ
)
を切り開く手掛りが
出来
(
でき
)
たかも知れないとも想像して見た。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
坐食(ゐぐひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“坐食”の意味
《名詞》
職を持たず暮らすこと。徒食。
(出典:Wiktionary)
坐
漢検準1級
部首:⼟
7画
食
常用漢字
小2
部首:⾷
9画
“坐”で始まる語句
坐
坐睡
坐敷
坐禅
坐蒲団
坐臥
坐視
坐礁
坐直
坐禪
“坐食”のふりがなが多い著者
夏目漱石
泉鏡花