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土瓶蒸
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どびんむし
ふりがな文庫
“
土瓶蒸
(
どびんむし
)” の例文
その
外
(
ほか
)
贅沢
(
ぜいたく
)
にしますと大きい笠ばかりを取って茎は別にして笠の裏へお魚の
摺身
(
すりみ
)
を詰めて
蒸揚
(
むしあ
)
げたのを
裏白松茸
(
うらじろまつだけ
)
と申しますし、
土瓶蒸
(
どびんむし
)
だの
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
鯛
(
たひ
)
の
味噌汁
(
みそしる
)
。
人參
(
にんじん
)
、じやが、
青豆
(
あをまめ
)
、
鳥
(
とり
)
の
椀
(
わん
)
。
鯛
(
たひ
)
の
差味
(
さしみ
)
。
胡瓜
(
きうり
)
と
烏賊
(
いか
)
の
酢
(
す
)
のもの。
鳥
(
とり
)
の
蒸燒
(
むしやき
)
。
松蕈
(
まつたけ
)
と
鯛
(
たひ
)
の
土瓶蒸
(
どびんむし
)
。
香
(
かう
)
のもの。
青菜
(
あをな
)
の
鹽漬
(
しほづけ
)
、
菓子
(
くわし
)
、
苺
(
いちご
)
。
城崎を憶ふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
つまり
土瓶蒸
(
どびんむし
)
に用いるものでありますが、茶に用いても使い慣らすと味いがよいといいます。大体こういう種類の土焼は、ごく古い型が残るもので何か美しさの
素
(
もと
)
を感じます。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
「
松茸
(
まつたけ
)
の
土瓶蒸
(
どびんむし
)
をこしらえて食わすから来い」
大菩薩峠:36 新月の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
土
常用漢字
小1
部首:⼟
3画
瓶
常用漢字
中学
部首:⽡
11画
蒸
常用漢字
小6
部首:⾋
13画
“土瓶”で始まる語句
土瓶
土瓶形
土瓶敷
土瓶仇討