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唯
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タダ
ふりがな文庫
“
唯
(
タダ
)” の例文
おれが見たのは、
唯
(
タダ
)
一目——唯一度だ。だが、おまへのことを聞きわたつた年月は、久しかつた。おれによつて来い。耳面刀自。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
これには——『パチノ』ノ墓穴ハ
頻々
(
ヒンピン
)
タル火災ト時代ノ推移ノタメニ
詳
(
ツマビラ
)
カナラザルニ至リ、
唯
(
タダ
)
『ギンザ』トイウ地名ヲ残スノミトハナレリ。
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
唯
(
タダ
)
、野ニ
清鶯
(
セイオウ
)
アルノミ
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
乳母
(
オモ
)
に相談かけても、一代さう言ふ世事に
与
(
アヅカ
)
つた事のない此人は、そんな問題には、
詮
(
カヒ
)
ない
唯
(
タダ
)
の
女性
(
ニヨシヤウ
)
に過ぎなかつた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
唯
(
タダ
)
野ニ
清鶯
(
セイオウ
)
ノ有ルノミ
宮本武蔵:03 水の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
さうでなくても、経文の上に伝へた浄土の
荘厳
(
シヤウゴン
)
をうつすその建て物の様は想像せぬではなかつた。だが
目
(
マ
)
のあたり見る尊さは
唯
(
タダ
)
息を呑むばかりであつた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
唯
常用漢字
中学
部首:⼝
11画
“唯”を含む語句
唯一
唯々
唯一人
唯今
唯物
唯唯
唯々諾々
唯事
唯我独尊
唯者
唯識
唯中
唯〻
唯一不二
唯物論者
唯一言
真唯中
唯有
唯識論
唯独
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