“唯一不二”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆいいつふじ50.0%
ゆゐいちふじ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
元よりかような霊験れいげんは不思議もない。そもそも天上皇帝とは、この天地あめつちを造らせ給うた、唯一不二ゆいいつふじ大御神おおみかみじゃ。
邪宗門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
唯一不二ゆゐいちふじの言葉ばかり使つてないにしろ、白痴脅こけおどしの言葉は並んでゐない。あれはあれなりに出来上つた、他に類のない小説である。
雑筆 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)