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否
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いゝや
ふりがな文庫
“
否
(
いゝや
)” の例文
もし(
否
(
いゝや
)
、
惡
(
わる
)
い
事
(
こと
)
をした
覺
(
おぼえ
)
もないから、
那樣
(
そんな
)
氣遣
(
きづかひ
)
は
些
(
ちつ
)
とも
無
(
な
)
い。)と
恁
(
か
)
うありや、
何
(
なん
)
の
雨風
(
あめかぜ
)
ござらばござれぢや。
喃
(
なあ
)
、
那樣
(
そんな
)
ものではあるまいか。
旅僧
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
智惠子は不※針の手を留めて、『子供の
衣服
(
きもの
)
よりは、お錢で上げた方が好かつたか知ら!』と、考へた。そして直ぐに、『
否
(
いゝや
)
、まだ有るもの!』と、今しも机の上に置いた財布に目を遣つた。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
「
否
(
いゝや
)
。」
霰ふる
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“否”の意味
《名詞》
(ヒ)反対。拒否。辞退。
(いな)そうでないこと。
《感動詞》
(いな、いや)いいえ。そうではない。
(出典:Wiktionary)
否
常用漢字
小6
部首:⼝
7画
“否”を含む語句
否々
実否
諾否
否定
否応
良否
否諾
臧否
嫌否
安否
賛否
成否
否應
佳否
否認
實否
拒否
在否
運否天賦
適否
...