“臧否”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そうひ50.0%
ぞうひ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一、こゝに来遊するは一日世塵せじんを𦣇脱して園林の幽趣をめづるなれば、たゞ風月を談じ詩歌を品するを専らとし時事を論議し人物を臧否そうひするの類は無用たるべし。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
宮中府中はともに一体たり、臧否ぞうひ陟罰ちょくばつし、宜しく異同すべきにあらず。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)