“そうひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ソウヒ
語句割合
曹丕80.0%
臧否20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「呉は魏へ急遽援軍を求めたらしいが、魏はただ呉王の位を孫権へ贈ったのみで、曹丕そうひの態度は依然、中立を固持しています」
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
(明日、長男の曹丕そうひと、三男の曹子建とを、鄴城ぎょうじょうへ招き呼ぶが、ふたりが城門へ来たら、決して通すな)といいつけておいた。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一、こゝに来遊するは一日世塵せじんを𦣇脱して園林の幽趣をめづるなれば、たゞ風月を談じ詩歌を品するを専らとし時事を論議し人物を臧否そうひするの類は無用たるべし。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)