“鄴城”の読み方と例文
読み方割合
ぎょうじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(明日、長男の曹丕そうひと、三男の曹子建とを、鄴城ぎょうじょうへ招き呼ぶが、ふたりが城門へ来たら、決して通すな)といいつけておいた。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
うんにゃ、そんなことアべつにしても、この陳達ちんたつには自信がある。生れ故郷の鄴城ぎょうじょうでは、長鎗ながやり跳澗虎ちょうかんこといわれたおれだ。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
兄の曹丕そうひと共に鄴城ぎょうじょうへとどめて、約三年にわたる破壊と建設の一切を完了し、兵雲悠々ゆうゆうと許都へひきあげた。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)