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鄴城
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ぎょうじょう
ふりがな文庫
“
鄴城
(
ぎょうじょう
)” の例文
(明日、長男の
曹丕
(
そうひ
)
と、三男の曹子建とを、
鄴城
(
ぎょうじょう
)
へ招き呼ぶが、ふたりが城門へ来たら、決して通すな)といいつけておいた。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
うんにゃ、そんなことアべつにしても、この
陳達
(
ちんたつ
)
には自信がある。生れ故郷の
鄴城
(
ぎょうじょう
)
では、
長鎗
(
ながやり
)
の
跳澗虎
(
ちょうかんこ
)
といわれたおれだ。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
兄の
曹丕
(
そうひ
)
と共に
鄴城
(
ぎょうじょう
)
へとどめて、約三年にわたる破壊と建設の一切を完了し、兵雲
悠々
(
ゆうゆう
)
と許都へひきあげた。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
案の如く、
司馬懿
(
しばい
)
に対して、世間にいろいろな陰口が立ってきたところへ、この檄の一通が、洛陽
鄴城
(
ぎょうじょう
)
の門を守る吏員の手に入り、それはまた直ちに魏の宮中へ上達された。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ここをおいて、荊州へ入らんなどは、平路を捨てて益なき難路を選ぶも同様です。直ちに、一路
鄴城
(
ぎょうじょう
)
をお衝きなさい。おそらくは秋の木の葉を陣風の
掃
(
はら
)
って行くようなものでしょう
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
鄴城
(
ぎょうじょう
)
(河北省)の
銅雀台
(
どうじゃくだい
)
は、足かけ八年にわたる大工事の落成を告げていた。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
袁尚は、いま
鄴城
(
ぎょうじょう
)
にあった。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鄴
部首:⾢
16画
城
常用漢字
小4
部首:⼟
9画
“鄴”で始まる語句
鄴都
鄴郡
鄴