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在否
ふりがな文庫
“在否”の読み方と例文
読み方
割合
ざいひ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ざいひ
(逆引き)
北太平洋の波の音の淋しい釧路の
白糠
(
しらぬか
)
駅で下りて、宿の亭主を頼み村役場に往って
茶路
(
ちゃろ
)
に住むと云うM氏の
在否
(
ざいひ
)
を
調
(
しら
)
べて
貰
(
もら
)
うと、先には居たが、今は居ない、
行方
(
ゆくえ
)
は一切分からぬと云う。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
取次の下女に、「美禰子さんは御宅ですか」と云つた時、三四郎は自分ながら
気恥
(
きはづ
)
かしい様な妙な心持がした。
他
(
ひと
)
の玄関で、妙齢の女の
在否
(
ざいひ
)
を尋ねた事はまだない。甚だ尋ね
悪
(
にく
)
い気がする。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
在否(ざいひ)の例文をもっと
(2作品)
見る
在
常用漢字
小5
部首:⼟
6画
否
常用漢字
小6
部首:⼝
7画
“在”で始まる語句
在
在所
在処
在家
在方
在宅
在世
在郷
在来
在昔
“在否”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
夏目漱石