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合奏
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がっそう
ふりがな文庫
“
合奏
(
がっそう
)” の例文
演壇では、
筒袖
(
つつそで
)
の少年が
薩摩
(
さつま
)
琵琶
(
びわ
)
を
弾
(
ひ
)
いて居た。
凜々
(
りり
)
しくて好い。次ぎは呂昇の弟子の朝顔日記浜松小屋。まだ根から子供だ。其れから
三曲
(
さんきょく
)
合奏
(
がっそう
)
の
熊野
(
ゆや
)
。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
四月の空はうるわしく晴れて、遠くに見ゆる
伽藍
(
がらん
)
の
塔
(
とう
)
が絵のようにかすんで見えました。早くも
観衆
(
かんしゅう
)
は場外にあふれ、勇ましい軍楽隊の
合奏
(
がっそう
)
が天地に
響
(
ひび
)
き
渡
(
わた
)
りました。
国際射的大競技
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
『
我々
(
われわれ
)
は
到底
(
とうてい
)
合奏
(
がっそう
)
は
出来
(
でき
)
ません、
私
(
わたくし
)
を
貴方
(
あなた
)
の
信仰
(
しんこう
)
に
帰
(
き
)
せしむる
訳
(
わけ
)
には
行
(
ゆ
)
きませんから。』
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
「
正
(
しょう
)
ちゃん、この
海
(
うみ
)
の
合奏
(
がっそう
)
は、ベートーベンのオーケストラに、まさるともおとらないよ。
人間
(
にんげん
)
が、いくらまねようたって、
自然
(
しぜん
)
の
音楽
(
おんがく
)
には、かなわないからね。」と、
兄
(
あに
)
は、いいました。
たましいは生きている
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“合奏”の解説
合奏(がっそう)とは、複数人が同時に演奏を行うことで、アンサンブルの中の一形態。また、合唱の対語でもある。
(出典:Wikipedia)
合
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
奏
常用漢字
小6
部首:⼤
9画
“合奏”で始まる語句
合奏曲