“観衆”の読み方と例文
読み方割合
かんしゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四月の空はうるわしく晴れて、遠くに見ゆる伽藍(がらん)の塔(とう)が絵のようにかすんで見えました。早くも観衆(かんしゅう)は場外にあふれ、勇ましい軍楽隊の合奏(がっそう)が天地に響(ひび)き渡(わた)りました。
国際射的大競技 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
これもどうように、なんの支度(したく)らしいよそおいもしていない。ただ、いささか観衆(かんしゅう)の好奇心(こうきしん)をみたしたのは、それが白衣(びゃくえ)に白鞘(しろさや)の太刀(たち)をさした六部(ぶ)らしい風采(ふうさい)だけであった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)