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只
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たつた
ふりがな文庫
“
只
(
たつた
)” の例文
……もう
只
(
たつた
)
一人
(
ひとり
)
になつたとKが云つた。さうして
溜息
(
ためいき
)
を
吐
(
つ
)
いた。Sも死んで仕舞つた。Wも死んで仕舞つた。Mも死んで仕舞つた。
只
(
たつた
)
一人
(
ひとり
)
になつて仕舞つた。……
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
怨恨
(
うらみ
)
といふよりも
焦燥
(
じれ
)
つたさであつた。おつぎの
身體
(
からだ
)
には
恁
(
か
)
うして
事件
(
じけん
)
を
惹
(
ひ
)
き
起
(
おこ
)
すべき
機會
(
きくわい
)
が
與
(
あた
)
へられなかつた。それでも
只
(
たつた
)
一人
(
ひとり
)
おつぎと
手
(
て
)
を
執
(
と
)
つて
語
(
かた
)
ることにまで
近
(
ちか
)
づき
得
(
え
)
たものがあつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
“只”の意味
《名詞》
(ただ)無料。ロハ。
《形容動詞》
(ただ)その他のことに関わらず。
(出典:Wiktionary)
只
漢検準1級
部首:⼝
5画
“只”を含む語句
只今
只々
只管
真只中
只事
只中
只者
只一人
瓊姿只合在瑤台
只走
只一
只人
只見
只看唯我独尊山
弓削破只
愛玉只
只麼
只聞山鳥与渓声
只知君報国満腔気
只瞻
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