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古歌
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こか
ふりがな文庫
“
古歌
(
こか
)” の例文
美女
(
たをやめ
)
の
背後
(
うしろ
)
に
当
(
あた
)
る……
其
(
そ
)
の
山懐
(
やまふところ
)
に、
唯
(
たゞ
)
一本
(
ひともと
)
、
古歌
(
こか
)
の
風情
(
ふぜい
)
の
桜花
(
さくらばな
)
、
浅黄
(
あさぎ
)
にも
黒染
(
すみぞめ
)
にも
白妙
(
しろたへ
)
にも
咲
(
さ
)
かないで、
一重
(
ひとへ
)
に
颯
(
さつ
)
と
薄紅
(
うすくれなゐ
)
。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
すなわち
古歌
(
こか
)
にアヤメグサとあるのは、みなこのショウブであって、
今日
(
こんにち
)
いう Iris のアヤメではない。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
またアフコと
詠
(
よ
)
んだ
古歌
(
こか
)
もあるが、それはたまたまそれに近い発音をした土地もあったというまでで、元来が
朸
(
おこ
)
ともっとも縁のとおい人たちの書いたものだから
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
とはいえ、この本当のアヤメの名は、実は今日ではすでに
廃
(
すた
)
れてそうはいわず、ただ
古歌
(
こか
)
などの上に残っているにすぎない運命となっているから、そう心配するにも
及
(
およ
)
ぶまい。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
「さようで、
最
(
もっと
)
も
古歌
(
こか
)
でありますそうで、
小野小町
(
おののこまち
)
の、」
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
▼ もっと見る
右に
古歌
(
こか
)
といったが、その古歌とはどんな歌か、今
試
(
こころ
)
みに
数首
(
すうしゅ
)
を次に
挙
(
あ
)
げてみよう。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
歌
常用漢字
小2
部首:⽋
14画
“古歌”で始まる語句
古歌葉