“卒業後”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そつげふご50.0%
そつぎょうご50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それには叔父をぢくなつたことやら、いでおこ經濟上けいざいじやう變化へんくわやら、また安之助やすのすけ卒業そつげふやら、卒業後そつげふごひかえてゐる結婚けつこん問題もんだいやらが這入はいつてゐたのだとふ。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
杉原すぎはら卒業後そつげふご高等文官試驗かうとうぶんくわんしけん合格がふかくして、其時そのときすで或省あるしやう奉職ほうしよくしてゐたのだが、公務上こうむじやう福岡ふくをか佐賀さが出張しゆつちやうすることになつて、東京とうきやうからわざ/\つてたのである。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
諸君しょくんられるごとく、小泉こいずみくんは、学校がっこうにいる時分じぶんからはたらいていたのです。卒業後そつぎょうごは、うえ学校がっこうへはいかずにはたらいていたようですが、なにをしていたかりません。
生きぬく力 (新字新仮名) / 小川未明(著)