“奉職”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほうしょく50.0%
つとめ16.7%
はい16.7%
ほうしよく16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あれは誰の娘だろう? 親父はどんな人間かしら? 金持かねもちで気前のいい地主だろうか、それとも奉職ほうしょくちゅうにたんまりと財産を拵えたような
私はこのいい細君がたすきをあやどって甲斐甲斐かいがいしく立ち働きながらも、夫の首尾を気づこうて、憂いを胸にかくしている姿を見て、しみじみと奉職つとめの身の悲しさを覚えて
駅夫日記 (新字新仮名) / 白柳秀湖(著)
これから話の順序が学校へ奉職はいった時分のことにちょうどなって参ります。今日はそのはなしを致しましょう。
杉原すぎはら卒業後そつげふご高等文官試驗かうとうぶんくわんしけん合格がふかくして、其時そのときすで或省あるしやう奉職ほうしよくしてゐたのだが、公務上こうむじやう福岡ふくをか佐賀さが出張しゆつちやうすることになつて、東京とうきやうからわざ/\つてたのである。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)