奉職つとめ)” の例文
私はこのいい細君がたすきをあやどって甲斐甲斐かいがいしく立ち働きながらも、夫の首尾を気づこうて、憂いを胸にかくしている姿を見て、しみじみと奉職つとめの身の悲しさを覚えて
駅夫日記 (新字新仮名) / 白柳秀湖(著)
駅長はそのころ中仙道大宮駅に奉職つとめていて、十幾年かぶりで小林に会見したのであったそうだ。
駅夫日記 (新字新仮名) / 白柳秀湖(著)