十分じつぷん)” の例文
おもはず慄立よだてたのは、さく十四年じふよねん五月ごぐわつ二十三日にじふさんにち十一時じふいちじ十分じつぷん城崎きのさき豐岡とよをか大地震おほぢしん大火たいくわ號外がうぐわいると同時どうじであつた。
城崎を憶ふ (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
たしか十分じつぷんおくれましたわね、ういへば、十時五十分じふじごじつぷんとかつてなすつたやうでした。——時間じかんかはつたのかもれません。」ときは、七三しちさんや、みゝかくしだと時間じかん間違まちがひはなからう。
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)