“十分許”の読み方と例文
読み方割合
じつぷんばかり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
めて置いてくれ」と命令した。門野は妙な顔をして障子をめてて行つた。代助はくらくしたへやのなかに、十分許じつぷんばかりぽかんとしてゐた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)