“前:むこう” の例文
“前:むこう”を含む作品の著者(上位)作品数
田中貢太郎5
“前:むこう”を含む作品のジャンル比率
文学 > 中国文学 > 小説 物語2.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
山のむこうの親戚の家に餅搗があって、其の手伝いに頼まれたので、小供を留守居にして置いて、朝早くから出かけることになった。
白い花赤い茎 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
〓〓ふくろうの鳴く声が鴉の声に交ってむこうの方から聞えてきたが、どこで鳴いているのか場所は判らなかった。
太虚司法伝 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
二人はその丘陵おかけあがって、生い茂った林の下をくぐってむこうふもとにおりましたが、そこは入江の岸になって、みちの下には水の白い池がありました。
宇賀長者物語 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
すこし行くと女は斜に後ろを振り返って、老婆の横から彭を覗くようにした。女の気配に彭は顔をあげたが、その拍子に女の視線と視線が合った。女はきまり悪そうにあわててむこうをむいて歩いた。
荷花公主 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
王は眼を開けてむこうの方を見たが何も見えなかった。
蘇生 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)