“切味”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きれあじ55.6%
きれあぢ33.3%
きりみ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「すか/\」という言葉は、その切味きれあじを示していると共に、先ず二つに割り、次いで半月形に切るというような、連続的な動作をも現している。
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
【輪】圓形の砥石をいふ、逆轉して刀にむかへば刃鈍りてその切味きれあぢ劣るごとく神の正義の劒慈悲のために鈍るなり
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
玉子たまご半熟はんじゆく、とあつらへると、やがてさらにのつて、白服しろふくからトンといて、卓子テエブルうへあらはれたのは、生々なま/\しいにく切味きりみに、半熟はんじゆくつたのである。
大阪まで (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)