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出抜
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だしぬけ
ふりがな文庫
“
出抜
(
だしぬけ
)” の例文
旧字:
出拔
出抜
(
だしぬけ
)
に先生はこういって再度眼を
閉
(
とじ
)
てしまった、これだけのことをいうにもよほどタイギそうに次の語を発しない、予は思わず
膝
(
ひざ
)
を進めて。
竹乃里人
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
『お前が
出抜
(
だしぬけ
)
に入って来たので、私は
誰
(
だれ
)
かと思った。おゝ
喫驚
(
びっくり
)
した。』と
直
(
す
)
ぐ床を
敷
(
しか
)
して休んで
了
(
しま
)
いました。
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
とこが、
出抜
(
だしぬけ
)
に地面においた方のスリッパが、翼をひろげて、地上から舞上りました。
ワンダ・ブック――少年・少女のために――
(新字新仮名)
/
ナサニエル・ホーソーン
(著)
死ぬるか生きるか、
極
(
き
)
まるは今の
束
(
つか
)
の
間
(
ま
)
と思案するもまた束の間、心は
燄
(
ほのお
)
語
(
ことば
)
は
冰
(
こおり
)
、ほほほほほ
出抜
(
だしぬけ
)
だから
胆
(
きも
)
をお
潰
(
つぶ
)
しだらうね、話せば
直
(
じき
)
に分る事ゆゑ、まあちよつと下にゐて下されと
そめちがへ
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
抜
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
“出”で始まる語句
出
出来
出入
出鱈目
出來
出会
出立
出逢
出掛
出雲