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凡
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おほ
ふりがな文庫
“
凡
(
おほ
)” の例文
旅人が馬を
水城
(
みずき
)
(貯水池の大きな堤)に
駐
(
と
)
めて、皆と別を惜しんだ時に、児島は、「
凡
(
おほ
)
ならば
左
(
か
)
も
右
(
か
)
も
為
(
せ
)
むを
恐
(
かしこ
)
みと振りたき袖を
忍
(
しぬ
)
びてあるかも」(巻六・九六五)
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
凡
(
おほ
)
ならばかもかもせむを畏みと振りたき袖を忍びてあるも
枕物狂
(新字旧仮名)
/
川田順
(著)
「
凡
(
おほ
)
ならばかもかも
為
(
せ
)
むを
恐
(
かしこ
)
みと振りたき袖を
忍
(
しぬ
)
びてあるかも」(巻六・九六五)、「高山の
岑
(
みね
)
行く
鹿
(
しし
)
の友を多み袖振らず来つ忘ると念ふな」(巻十一・二四九三)などである。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
丈夫
(
ますらを
)
の行くとふ道ぞ
凡
(
おほ
)
ろかに
念
(
おも
)
ひて
行
(
ゆ
)
くな
丈夫
(
ますらを
)
の
伴
(
とも
)
〔巻六・九七四〕 聖武天皇
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
“凡”の解説
凡(ぼん)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
凡
常用漢字
中学
部首:⼏
3画
“凡”を含む語句
大凡
凡人
凡百
凡庸
凡夫
凡河内
平凡
凡下
凡兆
凡慮
凡俗
凡情
凡物
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凡下放埒
凡事
非凡
...