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凝塊
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しこり
ふりがな文庫
“
凝塊
(
しこり
)” の例文
彼
(
かれ
)
は
繩
(
なは
)
を
綯
(
な
)
ふにも
草鞋
(
わらぢ
)
を
作
(
つく
)
るにも、
其
(
それ
)
が
或
(
ある
)
凝塊
(
しこり
)
が
凡
(
すべ
)
ての
筋肉
(
きんにく
)
の
作用
(
さよう
)
を
阻害
(
そがい
)
して
居
(
ゐ
)
るやうで
各部
(
かくぶ
)
に
疼痛
(
とうつう
)
をさへ
感
(
かん
)
ずるのであつた。
器用
(
きよう
)
な
彼
(
かれ
)
の
手先
(
てさき
)
が
彼自身
(
かれじしん
)
の
物
(
もの
)
ではなくなつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
なるほど文字清のいう通り、角太郎は
継子
(
ままこ
)
である。しかも主人の隠し子である。たとい表面は美しく自分の家へ引取っても、おかみさんの胸の奥に冷たい
凝塊
(
しこり
)
の残っていることは
否
(
いな
)
まれない。
半七捕物帳:03 勘平の死
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
“凝塊”の意味
《名詞》
凝 塊(ぎょうかい)
凝り固まったもの。
(出典:Wiktionary)
凝
常用漢字
中学
部首:⼎
16画
塊
常用漢字
中学
部首:⼟
13画
“凝”で始まる語句
凝
凝視
凝然
凝乎
凝結
凝固
凝議
凝脂
凝集
凝滞