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再縁
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さいえん
ふりがな文庫
“
再縁
(
さいえん
)” の例文
まだうら
若
(
わか
)
い
身
(
み
)
でありながら
再縁
(
さいえん
)
しようなどという
心
(
こころ
)
は
微塵
(
みじん
)
もなく、どこまでも
三浦
(
みうら
)
の
殿様
(
とのさま
)
に
操
(
みさお
)
を
立
(
た
)
て
通
(
とう
)
すとは
見上
(
みあ
)
げたものである。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
両親のいなかったためと云っても、母だけは死んではいなかったらしい。彼は父よりもこの母に、——このどこへか
再縁
(
さいえん
)
した母に少年らしい情熱を感じていた。
彼
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
遣し
一旦
(
いつたん
)
奇麗
(
きれい
)
に里を
離縁
(
りえん
)
致したなれ共惣内方へ
再縁
(
さいえん
)
なせしを見て
未練
(
みれん
)
を遺せしならん又金子等
遣
(
つかは
)
したも定めし
扱人
(
あつかひ
)
の
差略
(
さりやく
)
で有う彼是を
遺恨
(
ゐこん
)
に存じ惣内夫婦の者を殺し疑ひの心を晴ぬ爲に兩人の首を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“再縁”の意味
《名詞》
再び結婚すること。再婚。
(出典:Wiktionary)
再
常用漢字
小5
部首:⼌
6画
縁
常用漢字
中学
部首:⽷
15画
“再”で始まる語句
再
再度
再建
再興
再會
再挙
再来年
再三
再生
再来