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冀
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こいねがわ
ふりがな文庫
“
冀
(
こいねがわ
)” の例文
駒ヶ岳の麓、台ヶ原の客舎に昼餐を
了
(
おわ
)
りたる束の間に、禿筆を
舐
(
な
)
ぶりて偶感を記す、その文を成さざる、
冀
(
こいねがわ
)
くは我が興の高きを妨ぐるなからむ。
山を讃する文
(新字旧仮名)
/
小島烏水
(著)
これより以下は人の田を作るべし、今より以後吾は神の
祝
(
はふり
)
となりて
永代
(
とこしえ
)
に敬祭せん、
冀
(
こいねがわ
)
くは
祟
(
たた
)
るなかれ恨むなかれ云々
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
切に
冀
(
こいねがわ
)
くは世の
閎覧
(
こうらん
)
博物の君子、指教を
吝
(
おし
)
まず我儕の足らざるを補ひ、以て世に益するあらば幸甚。
『東洋自由新聞』第一号社説
(新字旧仮名)
/
中江兆民
(著)
承りましたが、不敏にしてまだまだ心腑に収め難いものが多くございます。
冀
(
こいねがわ
)
くはその要領を
法然行伝
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
冀
(
こいねがわ
)
くば国民の選挙に対する態度が、帝国将来の運命に至大の関係を有することを深く考慮し、
区々
(
くく
)
たる地方的感情や利己的小利害を棄てて、あくまで選挙の神聖を保つ事に
力
(
つと
)
むると同時に
選挙人に与う
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
▼ もっと見る
宣光不敏ニシテ唯負荷ノ任ニ堪ヘザルコトヲ
懼
(
おそ
)
ル。汝二、三ノ僚佐モマタ余ガ
股肱
(
ここう
)
ノ耳目ナリ。
冀
(
こいねがわ
)
クハ心ヲ同ジクシ力ヲ
協
(
あわ
)
セ余ガ及バザル所ヲ輔翼シ以テ聖旨ノ万分ノ一ニ報ズルコトアレト。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
父よ、
冀
(
こいねがわ
)
くは我を
扶
(
たす
)
けわれを導いて、進んで世と戦うの勇者たらしめよ、
哀
(
かなし
)
んで
傷
(
やぶ
)
らざるの孝子たらしめよ。
窃
(
ひそ
)
かにかく念じて、われは漸く墓門を出でたり。出ずるに臨みてまたおのずから涙あり。
父の墓
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
冀
(
こいねがわ
)
くは殿下観覧を賜いて、安寧無為の福を
稟
(
う
)
け給わん事を祈る。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
ハハハハ、無双の人よ!
冀
(
こいねがわ
)
くは、
威風堂々
(
マエステヴォルメンテ
)
とあれ!
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
“冀(
河北省
)”の解説
河北省(かほくしょう、中国語:河北省、拼音:Héběi Shěng、英語:Hebei)は、中華人民共和国の省の一つ。省都は石家荘市。河北の省名は、黄河の北にあることに由来する。河北省の旧称冀州から、略称は冀。
(出典:Wikipedia)
冀
漢検1級
部首:⼋
16画
“冀”を含む語句
冀州
冀望
冀北
冀城
冀州城
冀北城
冀求
冀県
冀願
大將軍梁冀
梁冀
譚冀