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冀望
ふりがな文庫
“冀望”の読み方と例文
読み方
割合
きぼう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きぼう
(逆引き)
銭勒
(
ぜにぐつわ
)
の利かぬような者は難いかな今の世に免れん事をと歎息し、智馬をして空しく無識の
販馬商
(
うまうり
)
の鞍下に
羸死
(
つかれし
)
せしめぬよう
冀望
(
きぼう
)
を述べてこの章を終結する。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
差当
(
さしあた
)
りこの病を医すべき適切なる
薬餌
(
やくじ
)
を得、なお引続き
滞岳
(
たいがく
)
して加養せんことを
懇請
(
こんせい
)
したれども、
聴
(
き
)
かれざりしかば、再挙の保証として大に
冀望
(
きぼう
)
する所あり
寒中滞岳記:(十月一日より十二月廿一日に至る八十二日間)
(新字新仮名)
/
野中至
(著)
主人は宗教家とぞ聞えし、その
菩提心
(
ぼだいしん
)
よりして市民に実際の純良なる牛乳を与えたしとの
冀望
(
きぼう
)
を以て創立し、初は僅か車三台を以て配達するほどの小規模なりき。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
冀望(きぼう)の例文をもっと
(7作品)
見る
“冀望”の意味
《名詞》
願うこと。望むこと。希望。
(出典:Wiktionary)
“冀望(
希望
)”の解説
希望(きぼう、ホープ en: hope)とは、好ましい事物の実現を望むこと。または、その望み。「冀望(きぼう)」とも書く。
(出典:Wikipedia)
冀
漢検1級
部首:⼋
16画
望
常用漢字
小4
部首:⽉
11画
“冀”で始まる語句
冀
冀州
冀北
冀城
冀願
冀州城
冀求
冀県
冀北城
“冀望”のふりがなが多い著者
野中至
小野梓
村井弦斎
トマス・ロバート・マルサス
内村鑑三
南方熊楠
福沢諭吉