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其様
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そのよう
ふりがな文庫
“
其様
(
そのよう
)” の例文
旧字:
其樣
附近にそれの売りに出るのを待っている様な、山林経営者はないだろうかとか、
其様
(
そのよう
)
な点について、彼は様々に心をくだくのでありました。
パノラマ島綺譚
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
其様
(
そのよう
)
な事は有ません
夫
(
それ
)
は私しが誓います目「いや誓うには及ばぬ
無言
(
だまっ
)
て居なさい、何でも藻西太郎の言た事を ...
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
鬼と見て我を
御頼
(
おたのみ
)
か、
金輪
(
こんりん
)
奈落
(
ならく
)
其様
(
そのよう
)
な義は御免
蒙
(
こうむ
)
ると、心清き男の強く云うをお辰聞ながら、櫛を手にして見れば、ても美しく
彫
(
ほり
)
に
彫
(
ほっ
)
たり、
厚
(
あつさ
)
は
僅
(
わずか
)
に
一分
(
いちぶ
)
に足らず、幅は
漸
(
ようや
)
く二分
計
(
ばか
)
り
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
「まあ、
可
(
い
)
い。」と、父は
首肯
(
うなず
)
いて、「そんなら
其様
(
そのよう
)
に吉岡の
阿母
(
おっか
)
さんの方へも云って置こうよ。
倅
(
せがれ
)
は
何
(
ど
)
うも冬子さんを嫌っているようですから、婚礼は当分
延
(
のば
)
しますと……。はははははは。」
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
屡々大勢の人も集り又屡々大喧嘩も有ると云う家が有る
其様
(
そのよう
)
な家で殺されたから隣近所の人も目を
無惨
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
▼ もっと見る
それは誰しも
耻
(
はず
)
かしければ
其様
(
そのよう
)
にまぎらす者なれど、何も
紛
(
まぎら
)
すにも及ばず、
爺
(
じじ
)
が身に覚あってチャンと心得てあなたの思わく図星の外れぬ様致せばおとなしく
御
(
お
)
待
(
まち
)
なされと何やら
独呑込
(
ひとりのみこみ
)
の様子
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
其
漢検準1級
部首:⼋
8画
様
常用漢字
小3
部首:⽊
14画
“其様”で始まる語句
其様事