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其善惡
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そのぜんあく
ふりがな文庫
“
其善惡
(
そのぜんあく
)” の例文
蒙
(
かうぶ
)
るに及んでは僞りて
遁
(
のが
)
るゝ
道
(
みち
)
なく
飾
(
かざ
)
つて
覆
(
おほ
)
べきの理なく
然
(
され
)
ば大岡越前守殿の
裁許
(
さいきよ
)
に
預
(
あづか
)
りし者
其善惡
(
そのぜんあく
)
邪正
(
じやせい
)
別
(
わか
)
たざるなし
實
(
じつ
)
に
賢奉行
(
けんぶぎやう
)
とや
謂
(
いつ
)
つべし
仰々
(
そも/\
)
村井長庵といふは
麹町
(
かうぢまち
)
三丁目に
町醫
(
まちい
)
と成つて世を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
巧
(
たく
)
む者あり又顏色
蓬
(
おど
)
ろにして恐ろし
氣
(
げ
)
なる者も心は
實
(
まこと
)
に竹を
割
(
わり
)
たる如き善人あり或ひは言葉を巧みに人を罪に落とすもあり又
己
(
おのれ
)
十分の理を持ながら
訥辯
(
とつべん
)
の爲に言伏られて
無實
(
むじつ
)
の
罪
(
つみ
)
に
陷
(
おつ
)
るもあり
其善惡
(
そのぜんあく
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
其
漢検準1級
部首:⼋
8画
善
常用漢字
小6
部首:⼝
12画
惡
部首:⼼
12画
“其”で始まる語句
其
其処
其方
其處
其様
其許
其奴
其所
其儘
其後