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六区
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ろっく
ふりがな文庫
“
六区
(
ろっく
)” の例文
わたくしが
日頃
(
ひごろ
)
行き
馴
(
な
)
れた
浅草
(
あさくさ
)
公園
六区
(
ろっく
)
の
曲角
(
まがりかど
)
に立っていた
彼
(
か
)
のオペラ
館
(
かん
)
の楽屋で、名も知らなければ、
何処
(
どこ
)
から来るともわからない
丼飯屋
(
どんぶりめしや
)
の
爺
(
じい
)
さんが
勲章
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
公園といっても
六区
(
ろっく
)
の見世物小屋の方でなく、池から南の林になった、共同ベンチの
沢山
(
たくさん
)
並んでいる方ですよ。
モノグラム
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
その中にこの四角いものは突然電燈をともしたと見え、横にこう云う字を浮かび
上
(
あが
)
らせる。——上に「公園
六区
(
ろっく
)
」下に「
夜警詰所
(
やけいつめしょ
)
」。上のは黒い中に白、下のは黒い中に赤である。
浅草公園:或シナリオ
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「
鮫
(
さめ
)
やのおじさん。」と踊子たちは呼んでいるが、丼飯をつくる
仕出屋
(
しだしや
)
で鮫屋などという家は、
六区
(
ろっく
)
の興行町にも、公園外の
入谷町
(
いりやまち
)
や
千束町
(
せんぞくまち
)
の
裏路地
(
うらろじ
)
にもないそうだ。
勲章
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
真
(
ま
)
っ
昼間
(
ぴるま
)
六区
(
ろっく
)
へ出かけたんだ。——
一夕話
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“六区(浅草公園六区)”の解説
浅草公園六区(あさくさこうえんろっく)は、東京都台東区浅草にある歓楽街である。通称は浅草六区または公園六区。「六区」は元々1884年(明治17年)より始まった浅草公園の築造・整備における区画番号の第六区画を指した。
(出典:Wikipedia)
六
常用漢字
小1
部首:⼋
4画
区
常用漢字
小3
部首:⼖
4画
“六”で始まる語句
六
六歳
六日
六ヶ敷
六ヶ
六月
六朝
六波羅
六部
六十路