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八稜鏡
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はちりようきよう
また
鏡の
形は
唐の
時代頃までは
多く
圓い
鏡でありまして、あの
花瓣のように
周圍が
切れてゐる
八稜鏡とか
八花鏡といふ
形の
鏡は、まったく
唐の
時代になつて
初めて
出來たものであり
それに
世間では
三種の
神器の
中にある
御鏡を、
八稜鏡のような
恰好のものと
思ふ
人があるのは
間違ひで、もちろん、たれもこれを
拜した
人はないのでありますが、
古い
時代の
鏡でありますれば