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先
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さい
ふりがな文庫
“
先
(
さい
)” の例文
「拙僧は三宝院ノ僧正賢俊と申すものですが、つい
先
(
さい
)
つ頃までは、院のお
側
(
そば
)
近う仕えたてまつっていた中納言日野の
資明
(
すけあき
)
におざりまする」
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
先
(
さい
)
つ頃、尾張の頼盛が
家人
(
けにん
)
の弥兵衛宗清という侍が、美濃路で捕えてきた
可憐
(
いじら
)
しい和子がありましたの」
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
先
(
さい
)
つ
年
(
とし
)
、
万里小路惟房卿
(
までのこうじこれふさきょう
)
をお使いとして、微臣信長に、密勅を賜わったが、今また、信長
上洛
(
じょうらく
)
の催しを
叡聞
(
えいぶん
)
あらせられて、ひそかに、
優渥
(
ゆうあく
)
なる
御綸旨
(
ごりんじ
)
と、
金襴
(
きんらん
)
の
戦袍
(
せんぽう
)
とを賜わった。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
先
常用漢字
小1
部首:⼉
6画
“先”を含む語句
先生
先方
先刻
先達
先日
最先
先頭
先駆
水先案内
真先
先祖
先立
先々
一先
爪先
先登
行先
先月
先驅
切先
...