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俟
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まつ
ふりがな文庫
“
俟
(
まつ
)” の例文
医
(
い
)
をまねきて
薬
(
くすり
)
など
与
(
あた
)
へしがそのしるしもなく、
両親
(
ふたおや
)
はさら也、あたりよりはせよりしものどもゝ娘の
側
(
そば
)
に
在
(
あり
)
てなみださしぐみつゝ
手
(
て
)
を
束
(
つかね
)
て
死
(
し
)
を
俟
(
まつ
)
のみ也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
吾が
同郡
(
どうぐん
)
岡
(
をか
)
の
町
(
まち
)
の
旧家
(
きうか
)
村山藤左ヱ門は
余
(
よ
)
が
壻
(
むこ
)
の兄なり。此家に先代より
秘蔵
(
ひさう
)
する亀の
化石
(
くわせき
)
あり、
伝
(
つたへ
)
ていふ、
近
(
ちか
)
き
山間
(
さんかん
)
の土中より
掘得
(
ほりえし
)
といふ、
実
(
じつ
)
に化石の
奇品
(
きひん
)
なり、
茲
(
こゝ
)
に
図
(
づ
)
を
挙
(
あげ
)
て
弄石家
(
ろうせきか
)
の
鑒
(
かん
)
を
俟
(
まつ
)
。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
さきにすゝむ大鮏、もし物にさはりて
横
(
よこ
)
に
倒
(
たふ
)
るゝ時は、あとにしたがひたる鮏もおなじくたふれてふたゝびおきず、人の
捕
(
とらふ
)
るを
俟
(
まつ
)
がごとし。はからずして手も
濡
(
ぬら
)
さず二三
頭
(
とう
)
のさけをうる事あり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
吾が
同郡
(
どうぐん
)
岡
(
をか
)
の
町
(
まち
)
の
旧家
(
きうか
)
村山藤左ヱ門は
余
(
よ
)
が
壻
(
むこ
)
の兄なり。此家に先代より
秘蔵
(
ひさう
)
する亀の
化石
(
くわせき
)
あり、
伝
(
つたへ
)
ていふ、
近
(
ちか
)
き
山間
(
さんかん
)
の土中より
掘得
(
ほりえし
)
といふ、
実
(
じつ
)
に化石の
奇品
(
きひん
)
なり、
茲
(
こゝ
)
に
図
(
づ
)
を
挙
(
あげ
)
て
弄石家
(
ろうせきか
)
の
鑒
(
かん
)
を
俟
(
まつ
)
。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
俟
漢検1級
部首:⼈
9画