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ふりがな文庫
“
人言
(
ひとごと
)” の例文
夭折者のまはりをとりかこむ
人言
(
ひとごと
)
が、彼等を覆ひかくすほどの長い歎きが、彼等を呼びかへさうとする聲、自然のなかにまで彼等を求めてやまない古代的な叫びが
モオリス・ド・ゲラン:「そしてこの稀有で、偉大で、しかも果敢ないもの、一個の詩人」
(旧字旧仮名)
/
ライネル・マリア・リルケ
(著)
しかしこの「
人言
(
ひとごと
)
」の内容は何であったか。兄妹の恋や人妻の恋が非難せられるのはわかっているが恋を卑しいとしない時代に単なる恋が世間の非難をうけるというのは解し難い。
古寺巡礼
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
人言
(
ひとごと
)
をしげみ
言痛
(
こちた
)
みおのが
世
(
よ
)
にいまだ
渡
(
わた
)
らぬ
朝川
(
あさかは
)
わたる 〔巻二・一一六〕 但馬皇女
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
人言
(
ひとごと
)
よほとほといとへ寂しくてえは堪へずけり春をこもるは
風隠集
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
人言
(
ひとごと
)
を
繁
(
しげ
)
みと
君
(
きみ
)
を
鶉
(
うづら
)
鳴
(
な
)
く
人
(
ひと
)
の
古家
(
ふるへ
)
に
語
(
かた
)
らひて
遣
(
や
)
りつ 〔巻十一・二七九九〕 作者不詳
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
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(
しほぶね
)
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(
ひとごと
)
しげし
汝
(
な
)
を
何
(
ど
)
かも
為
(
し
)
む (同・三五五六)
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
“人言”の意味
《名詞》
人言(じんげん)
世の中の言葉やうわさ。
(出典:Wiktionary)
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
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