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乱軍
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らんぐん
ふりがな文庫
“
乱軍
(
らんぐん
)” の例文
あの
折
(
おり
)
は
思
(
おも
)
いの
外
(
ほか
)
の
乱軍
(
らんぐん
)
、
訣別
(
わかれ
)
の
言葉
(
ことば
)
一
(
ひと
)
つかわす
隙
(
ひま
)
もなく、あんな
事
(
こと
)
になって
了
(
しま
)
い、そなたも
定
(
さだ
)
めし
本意
(
ほい
)
ないことであったであろう……。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
そのうち
高丸
(
たかまる
)
も
田村麻呂
(
たむらまろ
)
の
鋭
(
するど
)
い
矢先
(
やさき
)
にかかって、
乱軍
(
らんぐん
)
の中に
討
(
う
)
ち
死
(
じ
)
にしてしまいました。
田村将軍
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
医師が手を尽した甲斐もなかった。次郎さんは終に死んだ。
屍
(
しかばね
)
を踏み越えて進む
乱軍
(
らんぐん
)
の世の中である。学校は丁度試験中で、彼の父が
急報
(
きゅうほう
)
に接して
駈
(
か
)
けつけた時、
死骸
(
しがい
)
の
側
(
そば
)
には誰も居なかった。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
と、朝月に、ふたたびまたがり、
乱軍
(
らんぐん
)
の中にかけこもうとした。
三両清兵衛と名馬朝月
(新字新仮名)
/
安藤盛
(著)
乱
常用漢字
小6
部首:⼄
7画
軍
常用漢字
小4
部首:⾞
9画
“乱”で始まる語句
乱
乱暴
乱波
乱麻
乱杭
乱箭
乱杭歯
乱髪
乱暴者
乱次