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中川
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なかがわ
ふりがな文庫
“
中川
(
なかがわ
)” の例文
丁度
(
ちょうど
)
その頃
一竿
(
いっかん
)
を手にして長流に対する味を覚えてから一年かそこらであったので、毎日のように
中川
(
なかがわ
)
べりへ出かけた。
蘆声
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
渋江氏の一行は本所二つ目橋の
畔
(
ほとり
)
から
高瀬舟
(
たかせぶね
)
に乗って、
竪川
(
たてかわ
)
を
漕
(
こ
)
がせ、
中川
(
なかがわ
)
より
利根川
(
とねがわ
)
に
出
(
い
)
で、
流山
(
ながれやま
)
、
柴又
(
しばまた
)
等を経て
小山
(
おやま
)
に
著
(
つ
)
いた。江戸を
距
(
さ
)
ること
僅
(
わずか
)
に二十一里の路に五日を
費
(
ついや
)
した。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
第二は隅田川
中川
(
なかがわ
)
六郷川
(
ろくごうがわ
)
の如き天然の河流、第三は小石川の江戸川、神田の神田川、王子の
音無川
(
おとなしがわ
)
の如き
細流
(
さいりゅう
)
、第四は本所深川日本橋
京橋
(
きょうばし
)
下谷
(
したや
)
浅草
(
あさくさ
)
等市中繁華の町に通ずる純然たる運河
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
夜中
(
やちゅう
)
そっと
中川
(
なかがわ
)
の
御番所
(
ごばんしょ
)
をくぐり抜けわざわざ
爰
(
ここ
)
までやって参りました。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
“中川”の解説
中川(なかがわ)は、埼玉県・茨城県および東京都を流れ東京湾に注ぐ一級河川。利根川水系の支流である。上流を天神堀や島川、中流を庄内古川と呼称する場合もある。
(出典:Wikipedia)
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
川
常用漢字
小1
部首:⼮
3画
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