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中子
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なかご
ふりがな文庫
“
中子
(
なかご
)” の例文
とてもの事にと、
中子
(
なかご
)
を見ると、刀は正宗、脇差は貞宗であった。唯者ならずと若武士ども騒いでいる所へ、治長帰って来て、真田であることが分ったと云う。
真田幸村
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
マンゴスチンと申す
茄子
(
なす
)
の如き
色形
(
いろかたち
)
せるもの、皮やむくべき、甘き汁を吸ふ事やすると惑ひ
居
(
を
)
り
候
(
さふら
)
ひしに、鈴木の
来
(
きた
)
りて、二つに
竪
(
たて
)
に割りて
中子
(
なかご
)
を
匙
(
さじ
)
にて食へと教へ申し
候
(
さふらふ
)
。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
一生涯が間身を放たで持ちたりける、五人
張
(
ばり
)
にせき
弦
(
づる
)
懸けて
噛
(
く
)
ひ
湿
(
しめ
)
し、三年竹の
節近
(
ふしぢか
)
なるを、十五束
二伏
(
ふたつぶせ
)
に
拵
(
こしら
)
へて、
鏃
(
やじり
)
の
中子
(
なかご
)
を
筈本
(
はずもと
)
まで打ち通しにしたる矢、たゞ三筋を
手挟
(
たばさ
)
みて
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
その
中子
(
なかご
)
をはずして見ねえ、とほうもねえものがはいっているよ
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
“中子”の意味
《名詞》
(ちゅうし)2番目の子。
なかご 参照。
(出典:Wiktionary)
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“中”で始まる語句
中
中央
中間
中空
中々
中宮
中旬
中心
中原
中風